占いを行う時に、事前に情報収集をすることがあるかもしれません。これは依頼者に分からないところで行っています。依頼者が事前に情報収集していることを知った時に、どうなるのでしょうか。ここでは、鑑定する側がホットリーディングを用いている時に、依頼者がどのように感じるのかについて紹介していきます。
事前に情報収集することで当たったように見せかける
占いの際に、自分の出来事についてすごくピンポイントに当たっていることがあったりします。もしかすると、自分のブログを見ているのかなというくらいに、ピンポイントに当たっていたりします。それは、どういうことかというと、はっきり依頼者のブログを見ているのです。
依頼者のSNSなどをチェックしたうえで、鑑定に役立てていることを、ホットリーディングと言います。いかにも特殊能力を使って当てているように見せかけています。何も言っていないにもかかわらず、ピンポイントに指摘していることは、実はあなたのSNSなどから情報を取得しているわけです。
事前調査していることをベースにして鑑定をしているわけですから、当たっていること以前の話です。こういうことで当たっていると言われても、困ってしまうのではないでしょうか。鑑定能力によって当てているわけではないので、正直言うと何とも言えないところがあります。
情報収集しないと成立しないことになる
ホットリーディングを活用した鑑定を行う場合は、事前に情報収集を行わないと成立しません。事前に情報収集を行って、何とかそこから導き出せるようなものを見つけ出す必要があります。ホットリーディングを使って鑑定をする場合は、すでに知っている情報になるので、世間話に終始します。そのため、鑑定結果から幸せになるヒントが出てくる可能性は少ないでしょう。
信憑性が失われる可能性もある
ホットリーディングは、別にインチキな占い師だけが使っているというわけではありません。実は私たちでも使用していることがあるわけです。たとえば、有名な人に対して、事前にリサーチをして接待をするということが普通にあり得ます。事前にリサーチしておいて、相手のことを喜ばせることができたならば、それは効果的だということです。
営業職において、事前にお客様のことをリサーチすることで、契約につなげることは普通にあり得ます。プレゼンをする時に、喜んでもらうために事前に調べた情報を怒るということは良くあります。これはインチキなことをしているわけではなく、契約を取るための手段として行っているということです。
このため、ホットリーディングというのは、別に鑑定だけで行われている手法ではなく、日常でもいろいろなところで行われています。好きな人ができた時に、事前にそういうものをリサーチして、プレゼントすれば喜んでもらえるでしょう。日常において、事前リサーチが有効なところがあるということです。
しかし、事前リサーチをすることで、鑑定を補強していることが依頼者に分かればどうなのでしょうか。依頼者は鑑定をするためにお金を払っているわけです。鑑定をするために、わざわざ事前リサーチをしてまで特殊能力だと見せかけようとしているから、ホットリーディングが敬遠されるということです。
鑑定において、ホットリーディングを活用していることが分かれば、多分その人にお金を出してまで鑑定をしてもらいたくないでしょう。なぜなら、鑑定をすること自体に信憑性が無くなるということです。信憑性が無くなれば、その鑑定に信頼性が無いということです。たとえ当たったとしても、それはどうなのかなという疑念が出てきます。